日本眼科学会:緑内障診療ガイドライン(第4版)
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緑内障診療ガイドライン(第4版)

第4版への序

 日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン初版が2003年に作成されてから、すでに十数年が経過した。その間、2006年に第2版、2012年に第3版が作成され、現在に至る。本ガイドラインは、アップデートされた緑内障診療の現状を踏まえて、数年ごとに改訂作業がなされることによって、日本緑内障学会々員のみならず、広く一般眼科医による緑内障診療の基本を明示するものとして重要な役割を果たしてきた。
 今回の改訂における特に重要な改変点としては、我が国において診療ガイドラインの基準とされている『Minds診療ガイドライン作成マニュアル』[小島原典子、他(編):Minds診療ガイドライン作成マニュアル Ver.2.0.公益財団法人日本医療機能評価機構EBM医療情報部、東京、2016]を参考として、国際的に標準的な方法となった「エビデンスに基づく医療(evidence-based medicine:EBM)」の考え方を重視した。ただし、同マニュアルが推奨している大規模なシステマティックレビューによるエビデンス総体の評価と統合については、将来の課題とし、今回の改訂においては、従来の日本緑内障学会会員から選出されたガイドライン作成委員会によって、エビデンスの評価を含めた改訂作業を行い、日本緑内障学会理事・評議員の承認を得たものであることを明記しておく。さらに同マニュアルを踏まえて、本ガイドライン中に言及されたエビデンスに関して、以下の「推奨の強さ」と「エビデンスの強さ」を提示してある。
 【推奨の強さ】
  1:強く推奨する
  2:弱く推奨する(提案する)
 【エビデンスの強さ】
  A(強):効果の推定値に強く確信がある
  B(中):効果の推定値に中程度の確信がある
  C(弱):効果の推定値に対する確信は限定的である
  D(とても弱い):効果推定値がほとんど確信できない
 また諸外国の緑内障診療ガイドラインとの整合性に関しても、委員会で議論されて、特に国際的な合意事項については、本ガイドラインの内容と矛盾のないように改変されている。さらに、現在、我が国の標準的な緑内障診療の現状を踏まえて、新たに普及した概念、すでに臨床応用されている検査法、あるいは薬剤、レーザー、手術などの新しい治療法については、できるだけ記載するようにした。
 主な改変点としては、以下のような事項がある。

  1. World Glaucoma Association(WGA)のコンセンサスミーティングの提言を踏まえて、従来の発達緑内障に代えて、小児緑内障(childhood glaucoma)の分類と診断基準を新たに設けた。
  2. 新しい点眼薬(Rhoキナーゼ阻害薬、配合点眼薬)を追記した。
  3. 選択的レーザー線維柱帯形成術やminimally invasive glaucoma surgery(MIGS)、新しいインプラント手術などを追記した。
  4. Preperimetric glaucomaの訳語として、「前視野緑内障」の名称を追記した。
  5. 原発閉塞隅角緑内障における水晶体摘出術の意義と注意点をフローチャートと本文に追記した。
  6. 緑内障の病型別治療については、代表的な病型に関して、従来よりも具体的な記載を加えた。
  7. 眼底三次元画像解析装置、特に光干渉断層計を用いた緑内障診断の意義に関する記載を加えた。

 改訂にあたって、緑内障診療ガイドライン作成委員、日本緑内障学会理事および評議員、ならびに学会事務局の近藤 明氏の多大なご助力とご支援に深く感謝申し上げたい。
 本ガイドラインが、今後も長く、我が国における緑内障診療の一助として用いられることを期待する。

2017年5月

日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン作成委員会
委員長 谷原 秀信
(日眼会誌122:5-53,2018)


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