日本眼科学会:サルコイドーシスの診断基準と診断の手引き―2006
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サルコイドーシスの診断基準と診断の手引き―2006

サルコイドーシスの診断基準と診断の手引き―2006

 現在使用されているサルコイドーシス診断基準は1989年厚生省びまん性肺疾患調査研究班により策定され、検査所見項目の一部は1997年に小改訂されたものである。この診断基準には心臓と眼の「診断の手引き」が付記されていた。今回、日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会の評議員からなる「診断基準改訂委員会」と、厚生労働省びまん性肺疾患調査研究班とで診断基準の改訂を行い、サルコイドーシスの診断基準と診断の手引き―2006(“本文”および“要約”からなる)を策定した。本誌には“要約”を掲載する。
 サルコイドーシスの診断の難しい点として、肺や皮膚のように組織所見が得やすい組織と、眼、心臓、神経・筋のように組織が得にくい臓器があるうえに、それぞれの臨床所見に特異性が少ないことがあげられる。そこで特に組織の得にくい臓器病変では他臓器との診断の組合せが必要なことから、二臓器以上の組合せによる診断法を設定した。その場合、一臓器で組織所見が得られれば組織診断できるが、二臓器とも組織所見が得られない場合は、臨床所見の組合せと全身検査所見による診断(臨床診断)が必要となる。そのため、サルコイドーシスの臓器病変として特異性が高く、他疾患から鑑別し得る臨床所見を臓器ごと(眼、肺、心臓、皮膚、神経・筋、その他の臓器)に検討し、各臓器の「診断の手引き」として記載した。なお、「眼サルコイドーシス」という用語は「サルコイドーシス眼病変」に訂正された。他臓器についても「○○病変」と呼称する。
 眼病変についての診断の手引きは、「サルコイドーシス眼病変の診断の手引き改訂委員会」により改訂され、日本眼科学会の承認を受けたものである。サルコイドーシス眼病変として、特異性の高いと考えられる6眼所見を設定した。眼内から組織が得られることはまれなので、これらの眼所見と他臓器病変、全身検査所見との組合せで組織診断群か臨床診断群かを診断することになっている。なお、全身検査所見に、疾患特異性・感度ともに高い両側肺門リンパ節腫脹(BHL)が加わったため、診断がつけやすくなる一方、全身疾患ということを念頭において、今まで以上に他科との連携が必要になる。
 本診断基準は約3年の年月をかけて、サルコイドーシス診療にかかわるすべての科が協力して作り上げたものである。眼病変は肺病変に次いで多く、眼科医の診断に果たす役割は非常に重要であるため、本診断基準が広く有効に活用され、本邦におけるサルコイドーシスの診断水準がさらに向上し、サルコイドーシス患者のquality of life、quality of visionの向上に役立つことが強く望まれる。

2006年11月
日本眼炎症学会・日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会

医療は本来医師の裁量に基づいて行われるものであり、医師は個々の症例に最も適した診断と治療を行うべきである。日本眼炎症学会および日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会は、本診断基準を用いて行われた医療行為により生じた法律上のいかなる問題に対して、その責任義務を負うものではない。

「サルコイドーシス眼病変の診断の手引き」改訂委員会
日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会委員
 石原 麻美、大原 國俊
日本眼炎症学会委員
 臼井 正彦、大黒 伸行、大野 重昭、岡田アナベルあやめ、沖波  聡、蕪城 俊克、川島 秀俊、幸野 敬子、後藤  浩、南場 研一、望月  學(五十音順)

サルコイドーシスの診断基準と診断の手引き―2006(297k)

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