
日本眼科学会雑誌
Vol.106 No.1
角膜内皮障害の臨床研究
宮田 和典 …… 1
マウスにおける結膜関連リンパ組織の検討
元 暢、庄司 純、齋藤 圭子、稲田 紀子、岩崎 隆、澤 充 …… 3
マウス結膜に対し点眼による抗原投与を行い、瞬膜部に存在する濾胞様組織を経時的、免疫組織学的に検討した結果、濾胞様組織はCALTである所見が得られた。

ヒト硝子体中成熟架橋とadvanced glycation end products性架橋の定量
松本 行弘、高橋 正哲、筑田 眞、新井 清美 …… 9
ヒト硝子体中の成熟架橋物質であるピリジノリン、デオキシピリジノリンとAGEs性架橋物質であるペントシジンを定量し、各物質間の関係、年齢、糖尿病との関係を検討した。
滲出型加齢黄斑変性の術後視力に影響する術前要因の検討
松本 容子、島田 宏之、川村 昭之、湯沢美都子 …… 16
滲出型加齢黄斑変性の中心窩CNV除去術で、栄養血管起始部、中心窩からCNV外縁までの距離、CNV径、IA分類が術後視力に関連することがわかった。

円錐角膜、水疱性角膜症の複屈折性と組織病理像との相関
田村 園子、沖坂 重邦、百瀬 晧、畑田 豊彦 …… 23
円錐角膜と水疱性角膜症の全層角膜移植母角膜標本の複屈折性と組織病理像の相関を調べた。複屈折性は角膜実質の線維芽細胞様細胞数と角膜厚とに相関していた。

トリプル手術眼(角膜移植)の角膜内皮細胞変化
鈴木 悦子、熊倉 重人、村松 隆次、臼井 正彦 …… 28
トリプル手術眼における経時的内皮細胞変化について検討した。打ち抜き方法、IOL光学部径、拒絶の3つが術後1年以内に内皮細胞密度を減少させる因子として関与していた。

上斜筋麻痺の上下方向のvergence adaptation
河野 玲華、長谷部 聡、大月 洋 …… 34
上斜筋麻痺を対象に上下方向のvergence adaptation (VA)を検討した。先天性のVAは、後天性より良好で、VAとPATの反応の間に相関があった。

ぶどう膜炎に伴う続発緑内障の臨床的特徴の解析
高橋 哲也、大谷伸一郎、宮田 和典、宮田 典男、白土 城照、望月 學 …… 39
過去21年間に宮田眼科病院を受診したぶどう膜炎患者1,099例1,604眼中、続発緑内障を来した217例(19.7%)293眼(18.3%)につき臨床像を解析した。
レーザー脈絡網膜静脈吻合術後に脈絡膜硝子体新生血管を生じた網膜中心静脈閉塞症の1例
松橋 英昭、水谷 英之、田村 正人、田中沢 満 …… 44
CRVOの1例に対しレーザー強凝固による脈絡網膜静脈吻合を試みたが、吻合は形成されず、末梢の網膜虚血が進行して脈絡膜硝子体新生血管を生じ、硝子体手術を行うに至った。
陰山 俊之、森重 直行 …… 47
女性眼科医の読者の皆さまへ
寺崎 浩子 …… 48
| 日本眼科学会指定のエキシマレーザー屈折矯正手術講習会要項 |
…… 49
総説9 緑内障手術 根木 昭 …… 51
…… 1
…… 18
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