日本眼科学会:理事会から(110巻4号)
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 編集担当理事として現状と課題を報告致します。昨年、6月20日から日本眼科学会雑誌(日眼会誌)編集委員長を拝命し、編集幹事に不二門尚氏、富田剛司氏、編集委員に飯田知弘氏、坂本泰二氏、島崎 潤氏、下村嘉一氏、谷原秀信氏、水木信久氏、山本修一氏を迎えて編集委員会が発足しました。委員会はほぼ隔月に開催され、論文掲載について査読者の意見を参考に厳正に審査するとともに日眼会誌のあり方、改善点を検討しています。

 最大の課題はいつものことながら、投稿論文の減少対策です。受付論文数を遡って集計すると、平成11年度から平成17年度まで、順に135、124、101、81、71、92、63と平成14年度に100を切ってから一層減少傾向が続いています。これはひとえに英文誌への投稿が急増している見返りの現象であり、憂うべきことではありませんが、会員のための公式な雑誌が会報や広報だけになってしまうのは寂しい限りで学術誌として盛り返さねばなりません。若い人にまず日眼会誌を手にとってもらうために、眼科専門医を目指す人に投稿を促したいと思います。専門医の受験資格として最低1編の眼科論文が必要で、毎年500名近い人が受験するわけですから、論文投稿数としては充分にあるはずです。若い人は是非この論文を日眼会誌に投稿して頂きたい。それは充分に意義のあることです。日本眼科学会認定の専門医を目指すわけですから、その公式雑誌に掲載されることは能力の裏付けになります。厳正な査読、審査を経て受理されるわけですから本人にとって今後の自信になります。勿論、論文の書き方については上級医の指導が必要でしょうが、編集委員会としても教育的指導傾向を強めたいと思います。若いうちに日眼会誌に投稿することで基本的な論文の書き方を習得できます。専門分野の査読者の意見を聞くことで、科学的な物事の見方に触れることができ、科学的な見方をすることで日常診療の質を向上することができます。日眼会誌の採択率は平成13年の82.2%を底に上昇し、近年では90%を超えています。これも査読者の教育的指導に負うことが多い結果といえます。眼科専門医を指向する人は是非日眼会誌に投稿して下さい。

 総説論文の充実が第2の対策です。我が国発の多くの英文論文が発表されていますが、せっかくなら日本語で読みたいものです。日眼会誌では毎年11月号に日本眼科学会学術奨励賞を受賞された方々の総説を掲載していますが、この様な総説をもう少し、テーマを狭め、また臨床的テーマにも広く拡大して依頼したいと思います。専門医制度生涯教育講座の総説は年4回掲載されますが画像の質も高く好評を得ています。専門学会からの診療ガイドラインも好評です。あらたに各専門別研究会からの総説も掲載する案が出ています。この様な総説に加え、近年飛躍的に発展した研究方法や診断機器の解説も加えてはどうかと思います。眼科分野も細分化し日進月歩の変革をすべて把握していくことはできず、論文の読解を困難にしています。用語解説なども含めて先端分野の分かりやすい解説も必要ではないかと思います。これら依頼総説の掲載料は原則無料になっています。カラー写真も無料ではありますが、一応の限度がありますので必要最小限に留めて頂くようお願いしています。

 編集室へのご意見も多数頂きました。一つは昨年109巻10号の「編集室」でも取り上げましたが、日本眼科学会総会の特別講演と宿題報告の掲載時期の問題です。現在は4月の総会での発表後、7月31日が原稿提出の締め切りになっていますがこの期間が短いため、総会発表時のデータが英文学術誌などに掲載される前に日眼会誌に掲載されると重複投稿の規定に抵触するという点です。理事会でも検討し締め切りを3か月延ばし、掲載は翌年の3月号に延期することにしました。

 投稿から掲載までの時間が長すぎるのではないかというご指摘もありました。ご投稿頂いた論文を迅速に評価し掲載することは学術雑誌の使命です。2005年度の全日眼投稿論文の受付から受理まで、受理から掲載(掲載日は日眼会誌発行日の毎月10日とした)まで、受付から掲載までの平均日数は163日、222日、385日でした。Ophthalmologyの2005年9月号から12月号の論文を雑誌発行日を毎月10日として同様に調査すると、それぞれ136日、163日、299日でした。比較すると受理から掲載までに約2か月の差があり、これは短縮せねばなりません。投稿数が少ないために掲載論文が0になると困りますので調整せねばならないことも掲載が遅れる理由の一つです。この点は総説を増やすことでカバーしたいと思います。受付から受理までの短縮には査読の迅速化を目指します。査読のオンライン化が望まれますが、現在の所投稿数が少ないので、まずJpn J Ophthalmologyのオンライン化を優先しています。

 以上のような問題に取り組み、多くの会員に手にとってもらえる会誌を目指しています。

財団法人日本眼科学会
常務理事 根木  昭

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