日本眼科学会:日本眼科学会専門医制度の施行細則改正について(110巻7号)
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日本眼科学会専門医制度の施行細則改正について

 私が専門医制度委員会委員長に就任して1年が経過しました。この間に、新医師臨床研修制度の発足にともなう専門医制度施行細則の改正などがありましたので、いま一度眼科専門医制度についての改正点を要約してみたく思います。

 日本眼科学会の専門医制度は昭和59年に発足し、「眼科研修医ガイドライン」に従って眼科専門医志向者の研修が開始されました。第1回目の専門医認定試験は平成元年に行われ、その合格率は98%、その後の合格率はおおむね70〜80%、そして今年度は63%でした。この合格率の推移からも分かるように、眼科専門医制度が昨今の専門医志向者に対して厳しいハードルを課していることがお分かりいただけると思います。

 眼科専門医制度は、日本眼科学会が独自に取り決めた制度であり、当初は外部機関との調整はほとんど皆無でした。しかし、現在では、日本専門医認定制機構が日本眼科学会を含めた基本領域18学会に対して専門医制度のチェックを行い、さまざまな項目について更なる充実を求めてきています。一つは、専門医資格取得までの研修達成目標についてであり、眼科のような専門性の高い科目については、他科と連携した研修が強く求められており、さらに専門医認定試験の合格率についても言及しています。もう一つは、専門医資格の更新についてであり、更新時に専門医の知識と技量を如何にして担保するかが問われています。このような背景を踏まえて、日本眼科学会常務理事会ならびに専門医制度委員会は、眼科専門医志向者の4年間の後期研修内容を平成19年4月から一部変更することとしました。この制度変更は、国が主導する新医師臨床研修制度を含めた医療制度改革路線を先取りし、ひいては日本国民の信頼に足りうる良質な眼科専門医を養成するためのものであるという趣旨をご理解いただければ幸甚です。

 今回の改正では、施行細則第8条第1号(大学附属病院)あるいはそれに準ずる研修施設で、かつ申請された眼科研修プログラムが眼科専門医制度特別小委員会で承認された施設が、後期研修4年間のうちの当初2年の間に1年以上の研修を行うことが眼科専門医受験資格に付加されました。ここでいう眼科研修プログラムは、充実した眼科専門医を研修担当者として、さまざまな眼科疾患の診療に関する教育プログラムと各診療科との診療連携プログラムを含んでいなければならないとしています。この制度変更は、眼科専門医制度をより一層レベルアップさせるためのものであり、専門医志向者には極めて価値のあるものと信じています。また、この施行細則改正は後期研修4年間のうちの1年についてのみ限定したものであり、その点をくれぐれも誤解ないようにお願いします。最終的には米国のレジデントプログラムのように、レジデントの人数も規定されれば理想的であると感じています。

 さて、第二の問題は専門医資格更新についてです。資格認定委員会の関係する専門医資格更新条件はこのところ二転三転しており、現状では、週4日以上の勤務実績を求めてはいますが、1日における勤務時間の制約は外されています。これは制度上の混乱というよりは、更新時の眼科知識と技量の最適な判定方法に結論が出ていないということであろうと思います。資格認定委員会ではこの案件につき活発な討論がなされていますので、近々に最終案が纏まるであろうと考えています。理想的には、更新時までの生涯教育の単位取得とともにある種の試験を課すことであろうと思われますが、その制度整備には相当な時間を要するものと想像されます。

 学会員の諸先生方には、専門医制度委員会の目指す方向性をご理解いただき、ご支援ご協力のほどをお願い申し上げます。

財団法人日本眼科学会
常務理事 木下  茂

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