日本眼科学会:World Ophthalmology Congress(国際眼科学会)の東京開催が決定(111巻5号)
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World Ophthalmology Congress(国際眼科学会)の東京開催が決定

 今月号の「理事会から」は渉外が担当です。原稿の締め切り日を延ばしていただいた甲斐がありました。ビッグニュースです。2014年のWorld Ophthalmology Congress(WOC)国際眼科学会の東京開催がInternational Council of Ophthalmology(ICO)国際眼科理事会の会議で決まりました。今後のWOC開催は2008年に香港、2010年にベルリン、2012年にシカゴ、そして2014年が東京です。

 日本眼科学会は昨年10月の理事会および評議員会で2014年のWOC開催に立候補を決定し、WOCとAsia-Pacific Academy of Ophthalmology(APAO)との合同開催を目標に、東京での予定で招致活動をしてまいりました。そして、この3月末のICO会議で東京開催が決定した次第です。私はオブザーバーとして、その会議に出席することができましたので、経過を報告させていただきます。

 今回のICO会議は南アフリカのケープタウンで行われ、田野保雄理事長と参加いたしました。ケープタウンへは日本からの直行便はありませんので、飛行機に乗っている時間だけで約20時間、待ち時間を入れると優に1日以上かかります。ただし、昨年WOCが行われたブラジル(サンパウロ)と違ってビザは必要ありません。ICO会議は2007年3月23日の朝8時から昼食をはさんで夕方5時半まで行われ、WOC開催地の投票は昼食前に行われました。2014年のWOCはアジアで開催されることはすでに決まっておりましたので、立候補した日本(東京)、インド(デリー)、タイ(バンコク)の3カ国の中からの選出でした。日本の前評判はかなりよかったようですが、他2カ国の巻き返しは強力で、特にタイは国を挙げての誘致活動を展開していました。当日のプレゼンテーションは各国10分の持ち時間で、くじ引きにより、日本、インド、タイの順に行われました。まず田野理事長がビデオなどは使わず、自身の言葉で格調高く日本への誘致に熱弁をふるわれました。その後、インド、タイはビデオなどの映像を駆使して誘致を訴えていました。各々のプレゼンの後、それぞれに質疑応答があり、最終的に全体の討論があって投票になりました。ケープタウンの会議に出席して投票権を持つ理事会メンバーは22人でしたが、田野理事長は、当該国であること、タイには理事会メンバーがいないことなどを考慮され、潔く投票を棄権されました。インドには2人の理事会メンバーがいましたが、議長の勧告にもかかわらず棄権しませんでした(棄権しなければならない規定はないそうですが)。私はICOのAdvisory Committeeのメンバーですので投票権はありませんでしたが、オブザーバーとして投票に立ち会い、田野理事長は別室で待機しておられました。投票結果は、日本9票、インド8票、タイ4票で、1回目の投票では過半数を獲得した国はありませんでした。そこで日本とインドによる決選投票となるわけですが、投票前にまた討論があり、開発途上国にも開催地を持っていくべきだというインド擁護の意見がありました。その後、決選投票が行われ、日本11票、インド10票の1票差で日本に決定しました。決選投票での逆転は、教授選などでは日常茶飯事ですので、久しぶりにドキドキし、手に汗握る思いでした。田野理事長においても別室での待機中の約1時間は何も手に着かない状況ではなかったかと想像いたします。

 勝因は田野理事長の交友関係の広さもありますが、何と言ってもプレゼンでした。くじ引きで決まった一番バッターというハンディをもろともせず、東京開催の必要性、利便性を説かれました。投票前日に行われた学会のWelcome Partyも欠席され、自室にこもって全エネルギーをプレゼンの準備に投入しておられたようでした(ただ、滞在ホテルの1階にあるワインショップでワインを買って部屋で一人飲む余裕は持っておられたようです)。

 ご存じのとおり、日本では1978年に京都でWOCが開催されております。私はその当時は入局したばかりの医局員でした。今回の2014年のWOC東京開催は、これからの若い眼科医の方々や将来の日本の眼科学界に大いに刺激になってほしいという田野理事長の熱い思いを感じました。

 東京でのWOCは、2014年春(3月末の予定)、東京国際フォーラムでの開催を予定しています。日本眼科学会は昨年6月、戦略企画会議を立ち上げ、日眼が持つべき使命と日眼が5年後(2011年)、10年後(2016年)にどうあるべきかを定め、その目標に到達するために必要な戦略を企画しています。その時点では2014年のWOC東京開催は未定でしたので、今回の決定は今後の新たな目標になり、戦略の実践、さらには日眼、日本の眼科学界の発展に寄与すると信じています。

 我が国でのWOCの成功には、何と言っても会員の先生方のご協力が不可欠です。どうか皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます

財団法人日本眼科学会
常務理事 石橋 達朗

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