日本眼科学会:理事会から(112巻8号)
日本眼科学会 Japanese Ophthalmological Society
サイト内検索
検索方法
English HOME English English
会員専用コンテンツMY NICHIGANDEX
サポートセンター
HelpMY NICHIGANDEXとは?
MY NICHIGANDEXへログイン
お問い合わせ サイトマップ
メインナビゲーションを飛ばす
Home会員のみなさまへ理事会から > 理事会から(112巻8号)
会員のみなさまへ
コンテンツインデックスへ戻る
学術集会
専門医制度
生涯教育
ガイドライン・答申
各種手続
学会誌
理事会から
日本眼科社会保険会議
学術賞・助成金一覧
眼科関連学会

理事会から

 明後日13日から東京都渋谷区で第20回専門医認定試験が実施されます(6月11日執筆中)。第1日目は筆記試験、第2日目は口頭試問で、受験者の心は臨床現場から試験問題対策に飛んでいるのではと懸念しております。

 私自身、現在、日本眼科学会戦略企画会議の第三委員会「資格認定と施設認可」(委員長;石橋達朗評議員)に属し、より質の高い診療能力を有する眼科医師を育成するために、専門医認定試験の受験資格、試験の方法、研修施設の認定方法を改善することを目標に掲げて委員会を構成しております。さらに、専門医を取得する利点を明確にして、相応の専門医数を確保するとともに、資格更新制度により、質の高い診療能力を維持し、眼に関する良質で安全な医療を提供することを目標としております。

 専門医認定試験の受験資格を考えるうえで、まず着手したのが現状で考えられる眼科専門医の利点を確認しました。大きく分けて以下の5点があります。

 (1)日本眼科学会認定眼科専門医としての広告が認められます。(2)眼科専門医は日眼のホームページで名前が公表されており、希望者には眼科専門医プレートを実費で頒布しております(私も購入し、教授室に飾っており、他科の先生からお誉めの言葉を時にいただきます)。これは一般の方が専門医かどうかの情報を入手する一助となっています。(3)大学関連病院を除けば、眼科専門医資格を有する常勤の医師がいないと、眼科専門医制度の研修施設として認定されません。(4)身体障害者手帳申請の診断書作成に関して、眼科専門医は指定医の基準を満たしています。(5)先進医療の実施責任者として眼科専門医でなければならないものがあります。今後もそのような条件がつく可能性は高いと思われ、日眼としても厚生労働省に適宜要望しております。以上の5点が第三委員会で確認されたのですが、詳しくお知りになりたい方は大鹿哲郎専門医制度担当理事が日眼会誌第111巻10号の「理事会から」に執筆されていますので、ぜひご参照して下さい。

 次に専門医志向申請者および専門医に対する、専門医認定試験や専門医の利点などに関するアンケート案を検討して日本眼科学会戦略企画会議正副委員長・常務理事合同会議に諮りました。既に本アンケートに対して会員の皆様は大勢答えられているものと推察いたします。現在、アンケート結果を勘案し、専門医制度の改善点および専門医の利点について提言を纏めております。ご期待下さい。

 平成20年3月21日から5月27日までのアンケート回答率は10.9%(1,503名/13,819名)でした。これまでの日眼が施行したアンケート回答率に比べると、私見ですが比較的高かったものと考え、会員の皆様の専門医制度に対する関心の高さがうかがえました。如何でしょうか。

 日本眼科学会の専門医制度は社団法人日本専門医制評価・認定機構の評価・審査を受けており、その評価は他科に比べて、かなり高く、よく整備された制度であるとされています。また、専門医制度整備指針にもよく則していると称賛のお言葉を頂戴しているそうです。ただ、指針では、「指導医」が必要であるとされており、この点についても既に専門医制度委員会から指導医認定制度創設のご案内を関係施設にお送りしております。

 実際、今まで大学あるいは基幹病院の診療案内冊子に各科の医師の専門医資格が記載されていますが、眼科は指導医や認定医がなく、専門医だけで肩身の狭い思いをしておりました。これからは専門医資格取得者のうち、規定に基づき日眼から認定を受けた指導医が研修施設に登録できるようになります。

 上記、眼科指導医とは別に各施設では「臨床研修指導医」という厚生労働省の承認を受ける指導医があります。私も今秋1泊2日(1日目は9時〜21時、2日目は9時〜17時)で臨床研修指導医養成講習会を受講いたします。何と、宿泊を含め全プログラムを受講することが修了証書授与の認定要件になっています。

 このような講習会は時代の流れと合致して各分野に波及している感があります。今月開催される第23回日本眼内レンズ屈折手術学会総会時に催される第8回角膜屈折矯正手術講習会や来月開催されるスリーサム・イン福岡での最終日のInfection Control Doctor講習会などが挙げられます。現状では出席するだけで修了証や単位が修得されますが、近い将来、更新時試験の導入が必ず実現するものと考えます。これは眼科専門医更新時にも適応されるかもしれません。

 会員の皆様、医師は生涯学習の精神を保ち、常に医学の知識と技術の習得に努めるとともに、その進歩発展に尽くす必要があります(医の倫理綱領1から)。

財団法人 日本眼科学会
理事 下村 嘉一

メインナビゲーションへ戻る
このページのトップへ
お問い合わせ利用規約プライバシーポリシーアクセシビリティ
Copyright © 公益財団法人日本眼科学会 All rights reserved.