日本眼科学会:日眼戦略企画会議第二委員会について(114巻7号)
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日眼戦略企画会議第二委員会について

 日眼戦略企画会議は、(故)田野保雄議長を中心とした第一期の活動を終了し、第二期に入っています。現在の議長は新家 眞氏であり、私は「生涯教育」を取り扱う第二委員会委員長を拝命しています。副委員長は下村嘉一氏、委員(50音順、敬称略)は天野史郎、桐生純一、黒坂大次郎、坂本泰二、外園千恵、三村 治、山岸直矢、の諸氏で構成されています。そもそも戦略企画会議というのは欧米でいうStrategic Planning Committeeの邦訳名であり、AAOやARVOあるいはISERなどの大きな学会が、会員のための学会の将来の方向性を議論し合い、学会をより良い方向に導くためのさまざまな提案を行っていく仕組みです。したがって、戦略企画会議は積極的な提案を行うことができるのですが、実行するに当たってはこの提案を受けた日眼常務理事会がその是非を決定するという仕組みになっています。我々も精一杯前向きな、採択される可能性の高い提案をしていきたく考えています。

第二委員会の長期目標
 この委員会の目的は、「日眼会員が常に最新の医療情報と教育プログラムにアクセスできる環境を整えることにより、我が国における眼科医療の水準を保ち、高い診療レベルを維持できるように支援する。眼科と眼科医に対する社会の評価を高め、国民の目の健康を守ることを目的とする。」と定められています。この目的は、第一期戦略企画会議が終了したのちに、数多くの委員が集まってbrainstormingを行い、その中でまとめられた重要事項の一つということになります。

 長期目標を大きくまとめてみますと、以下の三つになります。(1)日本の参加者数の多い日眼総会、日本臨床眼科学会、日本眼科手術学会総会の役割を定め、科学的プログラムを充実させる。また、若い医師と医学生が参加しやすいようにする。(2)日眼と日眼医が別々に行っている講習会を再検討して、いくつかのレベルの講習会を企画する。(3)日眼会員のためにオンラインで利用できる生涯教育を開発する。これには、最新の医学情報と他のオンラインで利用できる教育プログラムとのリンクを含む。いずれも、総論的には非常に大きなものであり、これらは我々に課せられた大きな努力目標であると捉えています。

主要学会の方向性についての個人的な考え
 現在、日眼総会は4,000名、日本臨床眼科学会は7,000名、日本眼科手術学会総会は4,000名という数多くの参加者が集まる学会に成長しています。参加者が多い学会は、その学会としての役割の中で教育的内容がより充実してきていますが、一方で、学術の質的内容はむしろやや後退しているようにも時に感じられます。特に日眼総会と日本臨床眼科学会が比較的同質の学会を目指していることは、日眼総集会プログラム委員会の意向によるものか、あるいは数多くの参加者を集めることが学会の主目的になっているためであるかは定かではありません。個人的な思いとしては、もしもこの二つの学会がさらに同化していくような方向を目指すのであれば、最終的には二学会が融合することも可能となるのではないかと感じています。一方で、独創的な学術的成果を重んじてきた日本のclinician scientistを大切にする気風がやや後退し、それが学会運営のなかでもさほど重んじられていないことには、やや寂しさを感じるところでもあります。国際的にも知られるような著名な学術的成果をあげた若手医師を大いに顕彰するような仕組みが年次総会でも上手く機能する必要性を切実に感じています。

 さて、日本眼科手術学会総会の主たる目的は、ある意味で、手術に関するさまざまな技術導入を促進させることにあるとも考えられます。この役割は教育と研究という区切りだけでは説明できないものであり、前身の眼科顕微鏡手術の会の発足趣旨を思い起こせば、自ずと何を目指す学会であるかは明確になってきます。手術にかかわる技術、機器の普及と啓発、そして手術にかかわる医学倫理の議論が主目的であると感じるのは私だけではないはずです。

オンライン教材について
 オンライン教材については、日眼会員のためにオンラインで利用できる生涯教育を開発するのか、あるいは民間的なさまざまなネットワークツールを用いるのかについて大いに議論する必要がありそうです。Facebook、Twitter、FlickrさらにはYouTube的なものや、iPadに代表されるような次世代的なdigital素材がいよいよ注目されるような時代となっています。今年のARVOでSmartphones in Ophthalmologyというworkshopが非常に活気を示していたのは記憶に新しいところです。

 日眼会員の皆様が無料で利用できる、AAOのO.N.E. Networkがオンライン教材として提供されていますので、是非ご活用ください。

 以上のような事柄につきまして、会員の皆様の積極的なコメントをいただけますと大変に有難く思います。

財団法人日本眼科学会 理事 木下  茂

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