日本眼科学会:国際眼科学会の開催に向けて(115巻2号)
日本眼科学会 Japanese Ophthalmological Society
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国際眼科学会の開催に向けて

 2014年(平成26年)4月2日(水曜日)〜6日(日曜日)に日本で開催される国際眼科学会(World Ophthalmology Congress®:WOC®)の準備状況については、本誌第115巻1号の「戦略企画会議から」に記しましたが、この場を借りて改めてWOC®関連事項をお知らせいたします。

 国際眼科学会を迎えるに当たり

 国際眼科学会は、過去150年余の間に32回、開かれています。まさにオリンピックや万国博覧会、サッカー・ワールドカップ並みの開催頻度です。日本で開催されるのは、1978年(昭和53年)の京都開催以来、36年ぶりです。1978年の京都を経験していない世代の先生(私もです)にとって、2014年はおそらく自国開催のWOCに参加できる唯一の機会ということになると思います。

 国際眼科学会の名称

 国際眼科学会は以前、International Congress of Ophthalmologyという名称で行われていました。例えば、1978年の京都での学会はXXIII(第23回)International Congress of Ophthalmologyとして開催されています。World Ophthalmology Congress®(WOC®)という名称が使われるようになったのは、2006年のサンパウロからです。そのときは、XXX(第30回)International Congress of Ophthalmology、パンアメリカン眼科学会、ブラジル眼科学会の3学会を併せて、WOC®2006として開催されました。2014年の日本の場合は、
 ・XXXIX(第34回)International Congress of Ophthalmology
 ・第29回アジア太平洋眼科学会(Asia Pacific Academy of Ophthalmology:APAO)
 ・第118回日本眼科学会総会
 の3学会を併せてWOC®2014 Tokyoということになります。

 学会開催国

 現在、WOC®は世界の4地域をローテーションしながら開催されています。欧州→中東・アフリカ→アジア・オセアニア→北南米の順です。ちなみに、申し合わせによって、アメリカ合衆国では開催しないことになっています。American Academy of Ophthalmology(AAO)と競合しないようにということのようです。

 最近では2008年に香港、2010年にドイツのベルリンでWOC®は開催されました。今後は、2012年にアラブ首長国連邦のアブダビ、2014年に東京、2016年にメキシコのグアダラハラ(Guadalajara、メキシコ第2の都市)という予定になっています(表1)。

表1 国際眼科学会の歴史
1857年ブリュッセル 1862年パリ 1867年パリ
1872年ロンドン 1876年ニューヨーク 1880年ミラノ
1888年ハイデルベルク 1894年エディンバラ 1899年ユトレヒト
1904年ルツェルン 1909年ナポリ 1922年ワシントンDC
1929年アムステルダム
   ハーグ
1933年マドリード 1937年カイロ
1950年ロンドン 1954年モントリオール
   ニューヨーク
1958年ブリュッセル
1962年ニューデリー 1966年ミュンヘン 1970年メキシコ
1974年パリ 1978年京都 1982年サンフランシスコ
1986年ローマ 1990年シンガポール 1994年トロント
1998年アムステルダム 2002年シドニー 2006年サンパウロ
2008年香港 2010年ベルリン 2012年アブダビ
2014年東京 2016年グアダラハラ
   (メキシコ)
 

 WOC®2014 Tokyo

 開催地と日程については組織委員会で慎重に検討を行った結果、2014年(平成26年)4月2日(水曜日)から6日(日曜日)までの5日間の会期で、東京国際フォーラムと帝国ホテルをメイン会場として行うことを決定しました。

 日程については、4月第一週であれば桜の開花が見込まれるという点が、決定の一つの理由です。海外から多数の眼科医および関係者をお迎えするに当たって、東京が一年中で最も美しく、季候も素晴らしいときに行うということは、日本の得意とする“おもてなしの心”を表現するよい方法ではないかと思います。

 開催地に関しては、会場の使い勝手の点で、もう一つの候補地であった横浜が上回っていましたが、その他のポイントでは東京に利点が多く、東京での開催となりました。具体的には、都市としての世界的な知名度、ホテル施設が質量とも十分にあり、また発展途上国からの参加者用に格安の宿泊施設を提供できること、東京駅から至近距離にあること、観光名所への移動の便利さ、国際空港からのアクセスなどの点です。

 しかし、東京国際フォーラムだけではスペース不足です。そこで帝国ホテルを会場に加え、両者のスペースを利用して開催することにしました。会場が二つに分かれてしまうことによる運営上の問題点もありますが、海外からの参加者にとっては構造が分かりにくく移動しづらい東京国際フォーラムよりも、宿泊施設(帝国ホテル)と学会場が同じで分かりやすいという利点もあるのではと考えています。両会場間の移動の際、僅かな時間でも東京を感じていただけるはずです。

 開催費用について

 1978年に京都で行われた第23回国際眼科学会は、内外から4,398名の参加者を迎え、約5億7千万円の総予算で行われました。日本眼科学会(日眼)評議員・名誉会員、日眼および日本眼科医会(日眼医)会員のみならず、財界や関連企業からも幅広く寄付を募り、開催費用にしたと記録に残されています。総収入のうち、2億6千万円が寄付(うち個人からの寄付が約2億円)であったということです。

 WOC®2014では1万2千人の参加者を見込んでいます。これをもとに、また過去のWOC®の収支決算を参考に、第一次予算を策定したところ、約12億円の予算規模となりました。このうち全体の予算の25%程度は日眼が自ら用意する必要があります。そのため、日眼ではWOC®2014開催準備基金(臨時会費)として、4年間に限って年5,000円の会費値上げを行うことを、2010年(平成22年)4月14日の理事会・評議員会で決定し、会員の皆様にお願いすることになりました。2010年10月の会費徴収の際から、ご協力をいただいています。何卒ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。

 日本眼科医会のご協力

 日眼医の高野 繁会長には、全面的なご協力をいただいています。まずWOC®2014に関する周知事項や日眼会費値上げの件など、日眼医会員および各支部に幅広くアナウンスしていただいています。また、組織委員会に、日眼医から小沢忠彦常任理事を派遣していただきました。小沢委員にはさっそく海外学会視察などに加わっていただき、組織委員会の活動にご協力いただいています。

 WOC®2014の開催費用として、函館眼科医会および茨城県眼科医会から各100万円の寄付がありました。このご厚意には組織委員会はじめ、関係者一同、大変に感謝しております。この場を借りて改めて御礼申し上げます。  
図1 WOC®2014の公式ロゴマーク

 ロゴマーク・ポスターの決定、ウェブサイト立ち上げ

 WOC®2014のロゴマークを日眼会員から公募しました。104点の応募があり、組織委員会で厳正に選考を行った結果、山田秀之氏(国立病院機構東京病院)の原案を採用することにしました。この原案をもとに修正を加えて、公式ロゴマークといたしました(図1)。

 合わせて公式ポスターも作成しています。既に学会場や抄録集、日眼会誌などで幅広く広報活動に使用されていますので、必ずや会員の皆様の目にも触れていることと思います。この公式ポスターと、それをパワーポイント・スライドにしたものは、WOC®2014のウェブサイト(http://www.woc2014.org/)からダウンロードできるようになっています。

 視察とプロモーション活動

 2010年6月にベルリン(ドイツ)でWOC®2010が、9月に北京(中国)でAPAO Beijing 2010が行われました。両学会とも組織委員、日眼職員、事務局(運営協力会社)コングレ社のメンバーで視察に訪れ、学会の設営や運営のみならず、器械展示場、ノベルティ、会場内外での食事、ソーシャルイベント、シャトルバス・地下鉄・タクシーなどの交通移動手段まで、詳細に調査してきました。また同時に、WOC®2014のプロモーション活動として、ロゴマーク入りのコングレスバッグ、うちわ、しおりなどを数千個持ち込み、WOC®2014ブースにて配布しました。コングレスバッグは5,000個持って行ったのですが、大好評につき売り切れとなり、会場の至るところでWOC®2014バッグを持った参加者の姿を目にすることができました。

 おわりに

 WOC®2014準備の細部については、まだまだこれから詰めていく段階です。組織委員会の中で、学術プログラム担当、募金・財務担当、広報担当、社交行事担当を決め、今年から順次正式な委員会を組織していくことにしています。準備進捗状況については逐一ご報告させていただく予定です。

財団法人 日本眼科学会
特任理事 大鹿 哲郎

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