日本眼科学会:編集担当理事として(115巻9号)
日本眼科学会 Japanese Ophthalmological Society
サイト内検索
検索方法
English HOME English English
会員専用コンテンツMY NICHIGANDEX
サポートセンター
HelpMY NICHIGANDEXとは?
MY NICHIGANDEXへログイン
お問い合わせ サイトマップ
メインナビゲーションを飛ばす
Home会員のみなさまへ理事会から > 編集担当理事として(115巻9号)
会員のみなさまへ
コンテンツインデックスへ戻る
学術集会
専門医制度
生涯教育
ガイドライン・答申
各種手続
学会誌
理事会から
日本眼科社会保険会議
学術賞・助成金一覧
眼科関連学会

理事会から

編集担当理事として

 このたび、4年間の長きに亘りご担当された寺崎浩子先生の後任として、不肖私が編集担当理事として日本眼科学会雑誌(日眼会誌)の編集委員長を務めることになりました。同時に、Japanese Journal of Ophthalmology(JJO)のassociate editor-in-chiefとしてJJOの編集委員会に出席し、これら2つの学会機関誌の編集を担当するようになりました。今後2年間何とぞよろしくお願いします。

 さて、日眼会誌ですが、堅いとか面白くないとかいう先生方の意見をしばしばお聞きします。確かに、特集などといった比較的読みやすい内容はなく、学術論文を主体とする雑誌であります。明治30年以来115年間ずっと学術論文主体であり続けており、またPubMedからアクセスできる世界最大の文献データベースMEDLINE(米国国立医学図書館)に含まれる雑誌であります。PubMedで文献検索を行うとNippon Ganka Gakkai Zasshiとして日眼会誌の論文の英語のabstractを閲覧することができます。すなわち、世界の眼科医の目に触れることのできる唯一の和文学術雑誌です。こういった学術雑誌が一つは日本に必要であると私は考えています。したがって、頑なまでにこの姿勢を続けていこうと考えています。しかしながら、原著論文以外に、いろいろな学会からの診療ガイドラインは必ずこの雑誌に掲載され、また外国誌要覧では日本から発信された素晴らしい英語論文の要約を和文で読むことができます。

 ところで、以前から日眼会誌の投稿数が減少してきていることが問題になっています。その理由として、英文ではないのでImpact Factor(IF)のスコアがないということや、よく耳にするのは、査読が厳しすぎるという意見です。それはこの雑誌が、前述のようにPubMedで検索されることで海外の先生の目に触れるため日本の眼科の恥にならないようにということもあって、査読者の先生がより良い論文にするために改変を著者に要求することが多くなっているからです。しかし、日眼会誌に掲載されたときには著者の先生が誇りを持てるしっかりとした内容の論文になっているはずです。査読を依頼する際には、「内容をより良いものにするために、以下の点についてチェックしてください。1.目的、方法、データの解析方法が適切であるかどうか。2.記述がデータに則して無理なく運ばれているかどうか。3.文献が正しく引用されているかどうか。4.倫理面において問題がないかどうか。5.英文abstractが日本語要約に対応させて書かれてあるかどうか」という査読依頼状を添付します。すなわち、論文を受理するかどうかというよりも、論文をより良くすることに主眼が置かれているわけです。以上のことをご理解いただき、是非日眼会誌に論文を投稿することを考慮していただければ幸いです。

 次に、JJOです。2009年(平成21年)までに上昇したIFが、2010年(平成22年)では残念なことに1.054と若干低下しました。このIFは、JJOを含めたいろいろな雑誌の英語論文にJJOの論文がどのぐらい引用されたかを示す指標で、JJOの論文数で割った、JJOの論文全体の年間被引用回数であり、過去2年間の掲載論文(約160篇)が算定の対象になります。世界中のどの雑誌もこのIFを上昇させるために躍起になっており、JJO編集委員会も例外ではありません。科学雑誌はこのIFで評価されることが多く、またIFが上がればより良い内容の論文の投稿が増えます。したがって、先生方にお願いがあります。英語論文を書いたときには、1つでもいいですからJJOの論文を引用文献に加えてください。例えば年間で160件JJOの論文の引用が増えればIFは1.0上昇することになります。JJOも含めて日本から投稿される英語論文はかなりの数になりますので、何とぞ宜しくお願いします。

 今後2年間編集担当理事として、微力ではございますが、尽力いたしたいと存じます。日本眼科学会の会員、名誉会員の先生方には、何とぞご指導、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

財団法人 日本眼科学会
常務理事 白神 史雄

メインナビゲーションへ戻る
このページのトップへ
お問い合わせ利用規約プライバシーポリシーアクセシビリティ
Copyright © 公益財団法人日本眼科学会 All rights reserved.