日本眼科学会:ニチガンの理事会とは? 評議員会とは?(117巻10号)
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ニチガンの理事会とは? 評議員会とは?

 多くの日本眼科学会会員の先生方にとって、日本眼科学会の「理事会」あるいは「評議員会」とは、一体いつ誰が何をしている団体なのか、分かりにくい存在であろうと思います。少なくとも私はそうでした。そこで今回はこの理事会と評議員会について、分かりやすく俯瞰した実態をご紹介させていただきます。

 その前に、そもそも‘学会’という言葉が持つ意味をおさらいしておきます。言うまでもなく、来年、WOC2014とともに開催される第118回日本眼科学会は、特別講演や一般講演などからなる学術集会のことです。一方、‘日本眼科学会(略してニチガン)’といった場合には、一般に千代田区猿楽町に本部を置く公益財団法人のことを指します。学術集会のことは正確には‘日本眼科学会総会’といいますが、多くの眼科医は総会のことも‘ニチガン’と呼び、‘ニチガン総会’とはいわないため、‘ニチガン’から公益財団法人のほうをイメージすることは少ないと思います。英語の場合、例えば自分が所属する国際眼腫瘍学会では、本部のことはInternational Society of Ocular Oncology(ISOO)といい、2年ごとに開催される学術集会のことはInternational Congress of Ocular Oncology(ICOO)と称します。SとCの違いだけですが、2つの位置付けがよく分かります。翻って日本眼科学会は総会も法人も一般に‘ニチガン’と称するため、使い分けが必要になります。

 本題に入ります。ニチガン(法人のほう)の構成メンバーである評議員に立候補するには一定のハードルが設定されていて、後期研修医がなろうとしても無理な仕組みになっています。国内の7ブロックから会員の選挙によって選ばれた評議員は、原則として春のニチガンと秋の臨眼のそれぞれ開催前日、すなわち通常は水曜日の午後に開かれる評議員会に出席し、予め用意された報告事項と協議事項を拝聴するために、4時間超にわたって椅子に座り続けることになります。正確には途中で1回のトイレ休憩と苺のショートケーキが与えられます。会の途中、3年後のニチガンおよび臨眼の主催校(者)や評議員会指名講演のテーマならびに演者などを決めるための大切な選挙が行われます。紙に書いてちぎって投票箱に入れます。皆さん涼しげな表情で投票しているので、何を考えているのかは分かりません。その他にも評議員会中は聞き捨てならない、もとい、聞き漏らしてはならない重要な情報が目白押しのため、決して眠くなるようなことはありません。万が一そのような危機が訪れたとしても、適宜、フロアから刺激的な意見が出てきますので、大丈夫な仕組みになっています。

 この評議員会に先立つこと3時間前に理事会が開催されます。理事会では日本眼科学会理事長が中心となって評議員会での報告事項や協議事項を紹介してくださるので、理事のメンバーは午後の分の予習をすることができます。理事長を筆頭に、WOC2014の会長も兼ね何でも知っている庶務担当理事や、決算や次年度の予算計画を詳細に報告される会計担当理事は、午前の理事会から午後の評議員会までぶっ続けで喋り続けることになります。普通の眼科医なら学会を前にして、既に燃え尽きてしまうところです。いわゆる執行部(常務理事)は、この他にも日本眼科学会雑誌やJJOの発行に関わる編集担当理事、啓発活動や諸外国との連係などに当たる渉外担当理事、診療報酬や医薬品の承認などの問題に当たる保険担当理事、ホームページの作成などに関わる記録担当理事、専門医の認定試験実施や資格認定などに関わる専門医担当理事がおられます。それぞれ本来の仕事である診療、教育、研究だけでも難儀なことと思いますが、膨大な時間をこの理事会と評議員会のために割いておられます。余計なお世話ですが、これらの先生方がニチガン、臨眼最終日の市民公開講座を担当された場合、その週は火曜日に出発され、次に自宅に戻れるのは日曜の夜、お住まいによっては深夜ということになります。「八重の桜」を観ることもままなりません。ちなみにこの他にも理事や多くの評議員の先生方は、戦略企画会議や日本眼科啓発会議などといった大切な会議にも関わっておられるので、なかなか大変です。

 なお、理事会、評議員会、その他もろもろの会議などに関する膨大な資料作りをはじめ、ニチガンの運営を陰で支えているのはたった10名(常勤9名)からなる事務局の方々です。傍目には今の倍の人員がいてもよさそうにも思いますが、この少数精鋭部隊の力にも支えられて、日本眼科学会は117年の伝統を守りつつさらなる発展を遂げようとしております。

 肝心の理事会の内容をもっと詳しくお伝えしたかったのですが、誌面が残り少なくなってきてしまいました。理事会と評議員会の姿が少しでも垣間見えましたら幸いです。

公益財団法人 日本眼科学会
理事 後藤  浩

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