日本眼科学会:理事会から(121巻8号)
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 このたび、日本眼科学会編集理事を拝命いたしました。会員の皆様にご挨拶申し上げます。

 編集理事は、日本眼科学会雑誌(日眼会誌)の編集委員長とJapanese Journal of Ophthalmology(JJO)のAssociate Editor-in-Chief Representing the Japanese Ophthalmological Societyを兼務させていただきます(表1、表2)。「日眼会誌」の編集委員長として2か月に一度編集委員会を開催し、同時に、1か月に一度「JJO」の編集委員会に出席しています。

 編集委員長としてまず会員の皆様にお願いしたいのは、積極的な原著論文執筆と「日眼会誌」、「JJO」への投稿です。どちらも日眼の機関誌であり、是非とも日眼総会での発表内容は、まず「日眼会誌」や「JJO」への投稿をお願いします。特に、最初は「日眼会誌」、そして次のステップとして「JJO」への筆頭著者での投稿を推奨します。

 その理由の一つとしては、まず「日眼会誌」は日本語であるということです。英語論文で海外雑誌に載った方がそれは格好良いかも知れませんが、若いうちに是非、日眼の会員でしたら、「日眼会誌」を目指して、まず日本語原著論文を書いていただきたいと思います。日本語の「日眼会誌」でも英語要約はPubMedのような海外論文検索サイトにも載りますから、その論文の存在は世界的に示すことができます。私が若い頃には、学会発表内容をまず「日眼会誌」に投稿するよう勧められました。若いうちに日本語でしっかりした原著論文を書くのは、いきなり英語原著論文を書くよりも抵抗がなく親しみが持てるのではないでしょうか。論文の書き方もよく分からないうえに、英語で論理的に書くのは、初回はハードルが高いと言えます。もちろん英語論文をいきなり書ける人もいらっしゃるでしょうが、英語が苦手でも完成度の高い日本語論文があれば容易に英訳することもできます。一つ完成して雑誌に受理されたときの喜びは若いうちから体験すべきことだと思います。また、日本語の方が指導者側としても容易に添削できます。さらに、昨今は倫理規定にも厳しく、色々な規則に基づいて研究を進める必要があり、投稿の事務的作業も容易ではありません。論文を書くのも投稿するのも手間がかかると手が止まってしまうのは容易に理解できます。その点でもまず日本語原著論文を一つ出してみましょう。いきなり大ヒットを飛ばす必要はなく、こつこつと積み上げることが重要です。最初は「日眼会誌」を狙ってください。後々役に立ちます。その理由は後述します。

 次にお勧めする理由としては、やはり日本の眼科を代表する雑誌として会員の皆様の業績を形に残しておきたい、という願いというか責務から、両雑誌に投稿して欲しいと思います。毎年、日眼総会・日本臨床眼科学会と何百もの発表がありますが、残念ながら形にできず埋もれた研究業績がきっとたくさんあるはずです。色々な事情があると思いますが、折角の学会発表を無駄にせず、面倒に思わず、忘れないうちに出来るだけ早く形に残すことが、研究対象となっていただいた患者や実験動物たち、研究施設、資金提供元、多くの協力者の方々に対しての責務だと思います。研究して発表するからには、最後は論文にして残すことで、世界の研究者の目に触れて理解され、初めて研究成果が未来につながります。この一連の作業が、研究者として重要です。「日眼会誌」は日本からの投稿ばかりで、もちろんある程度の質は求められ採択は絞られますが、「JJO」は国際誌でも、やはり日本人の論文は質が高く採択率は70%ぐらいあります。是非我々編集委員に会員の皆様の足跡を残すお手伝いをさせていただきたく、重ねて投稿をお願いいたします。

 最後にお勧めする理由は、日眼の評議員立候補の資格に「日眼会誌」と「JJO」の両方への筆頭原著論文が必要ということです。この欄を読まれた先生ご自身も、また施設責任者の先生も是非とも将来の日眼を担う人材には、「日眼会誌」、「JJO」へ投稿するよう検討・指導いただけますと幸いです。私も幸いに最初の筆頭論文が「日眼会誌」でした。その頃は評議員になることなど夢にも思っておりませんでしたが、のちのち役に立つことになり、当時の教室の先生方の適切なご指導に改めて感謝する次第です。

 最近は電子化になって、手にとって雑誌を見る機会が減ったかも知れませんが、日眼会員としてこの両雑誌を常に念頭に置いていただきたいと思います。投稿料も「日眼会誌」はカラー印刷料だけで、それも以前より安くなりましたし、「JJO」に関しては投稿料はなく、カラー印刷代金は昨年無料となりました。さて、上記の理由も合わせて、いきなり英語論文で苦労して論文執筆に嫌な印象を持たないよう、「最初の1本を「日眼会誌」に!」。そして次のステップは「2本目を「JJO」に!」を合言葉に、会員の皆様よろしくお願い申し上げます。そして両方の筆頭原著論文があると、将来の評議員立候補資格も満たし安泰です。何だか、初めて患者に処方する緑内障点眼薬の最初の1本の選択と同じような状況ですが、何事も最初が肝心です、論文を書くのが楽しくなるよう、研究意欲が高まるよう、両雑誌を利用していただきたく、この両雑誌に注目していただけるように、編集委員一同努力し、その存在意義を会員の皆様へ啓発していきたいと考えています。

 そして、「JJO」については重要なミッションがあります。それはご存じのとおり世界的な「JJO」の意義を高め、Impact Factor(IF)を上げることです。現在2017年の時点で、2016年度のIFは1.519です。それには当然質の良い論文が載っていることも重要で、先述のようにご協力いただくのがまず一つの戦略ですが、さらに重要な戦略は、会員の皆様が、「JJO」に限らずどこかの雑誌に投稿される論文に、直近2年の「JJO」の論文を出来るだけ引用していただきたいのです。こればかりは、筆頭著者と責任者の方に、執筆投稿の際に意識していただく以外にはありません。我々編集部でも、「JJO」には総説を増やすことにし、さらに柏井 聡Co-Editors-in-Chiefの発案でForefront reviewの新企画を立てました。総説や時代に即したトピックは引用しやすいため、必ずや論文執筆の際にお役に立てると信じています。「論文投稿する前に一度は「JJO」を検索引用!」をさらなる合言葉で、特に指導者、施設責任者の会員の皆様にお願い申し上げます。IFは一度上がって認知度が高くなれば、良い方向に改善します。我々編集部も時間をかけずに査読が進められるよう努力していきたいと存じます。

  • 1本目は「日眼会誌」に!
  • 2本目は「JJO」に!
  • 論文には「JJO」を引用!

 よろしくお願い申し上げます。

表1 日本眼科学会雑誌編集委員

役職 氏名 所属  
編集委員長 相原  一 東京大学 新任
編集幹事(校閲担当) 園田 康平 九州大学 継続
編集幹事(査読担当) 高橋 寛二 関西医科大学 継続
編集委員 木村亜紀子 兵庫医科大学 継続
編集委員 雑賀司珠也 和歌山県立医科大学 継続
編集委員 臼井 智彦 東京大学 新任
編集委員 篠田  啓 埼玉医科大学 新任
編集委員 中野  匡 東京慈恵会医科大学 新任
編集委員 堀  裕一 東邦大学医療センター大森病院 新任
編集委員 三田村佳典 徳島大学 新任

(敬称略)

表2 Japanese Journal of Ophthalmology編集委員

役職 氏名 所属  
Editor-in-Chief 澤   充 日本大学 継続
Co-Editors-in-Chief 柏井  聡 愛知淑徳大学 継続
Co-Editors-in-Chief 山本 哲也 岐阜大学 継続
Associate Editor-in-Chief 相原  一 東京大学 継続
Executive Editors 岡田アナベルあやめ 杏林大学 継続
Executive Editors 西田 幸二 大阪大学 継続
Executive Editors 飯島 裕幸 山梨大学 新任
Executive Editors 辻川 明孝 京都大学 新任

(敬称略)

公益財団法人 日本眼科学会
常務理事 相原  一

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