日本眼科学会:金環日食による眼障害症例調査の最終報告
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金環日食による眼障害症例調査の最終報告

 財団法人日本眼科学会では、5月21日朝に見られた金環日食による眼障害の発生状況を、学会会員を通じて調査しました。8月末時点での集計を最終結果として報告します。

2012年5月21日金環日食による眼障害症例調査の最終報告

財団法人 日本眼科学会

(1)調査方法

財団法人日本眼科学会の会員に報告を呼びかけ、ウェブページでの症例登録あるいは登録フォームのファックス送信により、症例データを収集した。

(2)結果

  1. 症例の採用基準
    “症状がないが念のため受診した”“心配なので受診した”など、自覚症状がない例は除外。また、症状が日食と関係ないと主治医に判断されたものも除外した。

  2. 症例数:958例

  3. 性別:男性288例、女性670例

  4. 年齢:2〜92歳。43.5±20.3歳(平均値±標準偏差)、12歳以下は69例(7.2%)。
    年齢グラフ
  5. 地域:40都道府県
    北海道、青森県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、大分県、鹿児島県、沖縄県
    なかでも多数例が報告されたのが、愛知県172例、東京都107例、茨城県97例、栃木県70例、千葉県45例。

  6. 観察時の天候
    晴れ400例、薄曇り425例、曇り132例、雨1例

  7. 観察方法(複数回答)
    裸眼695例(通常眼鏡を含む)、日食グラス95例、サングラス86例、カメラ(フィルターあり)8例。カメラ(フィルターなし)18例

  8. 症状出現時期
    観察中37例、観察終了直後438例、観察当日中299例、観察翌日64例、観察日から数日後64例

  9. 症状(複数回答)
    違和感370例、眼痛318例、視力低下142例、疲労感126例、羞明113例、熱感75例、中心暗点44例、歪み18例、めまい16例

  10. 罹患眼
    両眼662例、片眼288例、眼症状以外8例

  11. 症状の持続期間
    1日以内に軽快560例、数日程度持続しその後軽快283例、症状が数日以上持続したのが115例
    症状が数日以上持続した115例についてその後の追跡調査を行ったところ、44例は症状が軽快、5例で後遺症が残存、66例は転帰不明であった(8月末現在)。

  12. 眼底に異常がみられたのが80例
    そのうち、眼底写真での異常が47例、アムスラーチャートでの異常が32例、光干渉断層撮影による異常が32例、蛍光造影検査による異常が3例、視野検査の異常が19例

  13. マスコミなどを通じた啓発によって眼障害の危険性を知っていたか
    はい534例、いいえ152例、不明271例
    不明を除いて「はい」「いいえ」のみで集計した場合、「いいえ」の割合は、10歳以下で25%、11〜20歳で29%、21〜30歳で40%、31〜40歳で19%、41〜50歳で22%、51〜60歳で19%、61〜70歳で14%、71〜80歳で29%、81歳以上で20%であった。

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