白内障手術の術後眼内炎に対する
前向き多施設共同研究 参加施設募集
白内障手術(水晶体再建術)後の感染性眼内炎は最も重篤な合併症ですが、本邦ではその発症率について、諸外国のような大規模前向き研究に基づくデータはありません。
そこで、現在我々は白内障術後眼内炎のより正確な発症率を検討するために、日本眼科学会後援のもと、日本白内障屈折矯正手術学会および日本眼感染症学会の主導にて「白内障手術の術後眼内炎に対する前向き多施設共同研究」を実施することになりました。エンドポイントを眼内炎の発症率に置くため、必要症例数は10万例に及びます。日本眼科学会会員の先生方のご協力、何卒よろしくお願いいたします。
本研究参加にあたり各施設の周術期管理、術式等を変更いただく必要はありません。白内障手術症例をweb上で登録いただき、後日眼内炎の有無を入力いただくのが主な作業となります。なお、詳細につきましては下記webサイトをご覧ください。
http://www.captool.jp/cat/index.html
本研究への参加についてご検討賜りますよう、お願い申し上げます。
白内障手術の術後眼内炎に対する前向き多施設共同研究
運営委員会 委員長 大橋 裕一
日本白内障屈折矯正手術学会 理事長
ビッセン宮島弘子
日本眼感染症学会 理事長
下村 嘉一 |