日本眼科学会:目の病気 大人の斜視
日本眼科学会 Japanese Ophthalmological Society
サイト内検索
検索方法
English HOME English English
会員専用コンテンツMY NICHIGANDEX
サポートセンター
HelpMY NICHIGANDEXとは?
MY NICHIGANDEXへログイン
お問い合わせ サイトマップ
メインナビゲーションを飛ばす
Home一般のみなさまへ目の病気 > 大人の斜視
一般のみなさまへ
コンテンツインデックスへ戻る
目の病気
市民公開講座
専門医一覧

目の病気

その他

大人の斜視

大人の斜視とは
 斜視とは両眼の視線が合わなくなる病気です。斜視は人口の約3%にみられるとする統計もあり、決して珍しい病気ではありません。この斜視の患者さんの多くは、幼い子どものうちに症状が現れ、家族の方に連れられ眼科医のもとを訪れます。しかし、なかには家族の方が目の異常に気がつかなかったり、あまり大したことはないと考えたりして、眼科医にかからないままになってしまう患者さんもおられます。さらに、眼科医にかかっても眼鏡をかけて調子が良くなったり、斜視の手術をするとそれだけで治ってしまったと考え、治療や定期検診を中断される患者さんも多いようです。
 大人の斜視にはこのような患者さんが多く含まれます。また、近視の強い人では目が寄ったり(図1.内斜視)、目を動かす神経や筋肉の異常のために目の位置がずれる患者さんもおられます。

大人の斜視の特徴は
 大人では集中すると目がまっすぐになるのに、油断をすると目が外を向く患者さん(図2.外斜視)がおられます。このような患者さんでは子どものときには目が疲れなくても大人になると視線を合わせるのに疲れを感じ、肩凝りや頭痛の原因になることがあります。また、斜視の程度がひどいと外見から就職や結婚の際に不利に働く可能性があります。さらに目を動かす神経や筋肉の異常で起こってくる場合には「ものが二重にだぶって見える」ことがあり、日常生活に支障を来すこともあります。

図1.内斜視 図2.外斜視

注意すること
 大人の斜視のうち「ものが二重にだぶって見える」患者さんでは、頭の中の血管が詰まったり「できもの」ができている場合や、全身の筋肉の病気やのどの病気だったりすることがあります。このような患者さんでは血液検査や頭の磁気共鳴画像(MRI)などの検査を行う必要がありますので、必ず眼科医にかかるようにしてください。

大人の斜視の治療
 よくある質問で「斜視の治療は子どものうちでないと無理で、大人になると斜視の治療はできないと聞いたのですか」と尋ねられることがあります。確かに斜視と関係の深い弱視は子どものうちでないと治療はできません。しかし、程度のひどい斜視なら年齢がいくつになっても手術することはできます。ただ、斜視の手術が少しでも効き過ぎるとかえって「ものが二重にだぶって見える」ことがあります。そのため、このような意見がでるようになってしまったわけですが、実際には少し少なめに手術すればそのようなことはまず起こりません。また、頭の中の血管が詰まって目を動かす神経が働かなくなった場合には3か月から半年で約8割の患者さんは治りますし、目の筋肉の異常で起こっている場合には飲み薬が効くこともあります。決してあきらめずに眼科医を受診してください。

メインナビゲーションへ戻る
このページのトップへ
お問い合わせ利用規約プライバシーポリシーアクセシビリティ
Copyright © 公益財団法人日本眼科学会 All rights reserved.