日本眼科学会:眼科医を目指そう - 眼科のSubspecialty
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眼科のSubspecialty

眼科は眼球という小さな臓器を扱うので、狭い領域と思われるかもしれません。
しかし、眼科とは想像以上に広い領域をカバーする科です。それぞれの分野毎に学会があり、分厚い教科書があり、毎月発行される雑誌があります。
眼は脳の出先器官といわれるほど非常に複雑な臓器なのです。
豊富な専門分野があり、眼科専門医取得後は自分の興味や適性に合わせて様々な分野のスペシャリストになることができます。

図 眼球の立体構造
(制作(協力):株式会社ホール・クリエイション)

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眼瞼・形成

加齢やコンタクトレンズの使用によって起こる眼瞼下垂、小児や老人の眼瞼内反症、外傷や腫瘍切除による眼瞼欠損の形成など、まぶたにまつわる疾患の治療も眼科の重要な仕事になっています。また、高齢化などによって眼瞼下垂の治療の需要が大変多くなっています。

図 眼瞼周囲の構造
(制作(協力):株式会社ホール・クリエイション)

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角膜

角膜は光を眼内へ取り込む窓であり、光を屈折させるレンズとしても働いています。角膜、結膜、涙液を一体のものとしてocular surface(眼表面)と捉えて診療が行われています。感染症、遺伝性疾患、免疫疾患、円錐角膜など、種々の原因から角膜が混濁し形が歪み視機能障害が起こります。近年の技術革新で角膜移植は層別の移植に進化しつつあり、角膜再生医療の発展により、従来治療不可能であった症例も視機能回復が可能になりつつあります。

図1 水疱性角膜症
(術前視力0.04)
図2 角膜内皮移植術後
(術後視力1.0に回復)

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網膜硝子体

視機能にとって重要な組織である網膜硝子体の疾患は失明に直接関係し、そのうち糖尿病網膜症、網膜色素変性、加齢黄斑変性、変性近視は中途失明の主要な原因疾患6)です。この四半世紀に飛躍的に進歩した抗VEGF(血管内皮増殖因子)療法、レーザー治療、硝子体手術などの治療によって、多くの患者さんを救うことができる分野です。

表 視覚障害の原因疾患6)
緑内障 20.7%
糖尿病網膜症 19.0%
網膜色素変性 13.7%
加齢黄斑変性 9.1%
強度近視 7.8%

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神経眼科

12ある脳神経の4つは眼だけに関係した神経です。視機能、眼球運動は脳外科や神経内科領域とも深く関連する分野です。腫瘍など様々な全身疾患と関係する分野です。

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屈折矯正

裸眼で遠くも近くもはっきり見える正視(せいし)の人は少なく、多くの方は、近視、遠視、乱視などの屈折異常や老視などの調節異常に伴い、的確な屈折矯正をしないと明瞭にものを見ることができません。正しい屈折矯正を行うことは、患者さんの視覚の質(quality of vision;QOV)の向上のみならず、矯正視力が不良な患者さんを同定しその原因を調べる上でも大切です。

図 光が網膜で像を結ぶイメージ
(制作(協力):株式会社ホール・クリエイション)
正常眼近視眼遠視眼

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白内障

加齢とともに発症する加齢白内障は、超高齢社会の到来とともに増加し、その手術件数は、年間100万件5)を超えています。白内障手術は高齢者の視機能を回復させるだけでなく、精神面でも改善させることが最近の研究から明らかになり7)、高齢者のQOLの維持・向上に欠かせない重要な分野です。

図 超音波で水晶体を吸い取っているイメージ

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緑内障

我が国の失明原因第1位6)の慢性疾患です。40歳以上人口の約5%2)という多数の患者さんがいます。失明の恐怖におびえる患者さんを、手術を含めた治療で生涯にわたって守ってゆきます。

図 房水循環のイメージ
(制作(協力):株式会社ホール・クリエイション)

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弱視斜視

左右それぞれの眼が共同して動き、両眼から入ってきた情報を統合して認識することによって、立体視を得ることができます。大人になってから発症した斜視では、複視を自覚しますが、小児期に斜視になると抑制が起きます。弱視は斜視や屈折異常のために視覚中枢に十分な視覚刺激が届かない場合に発症するので、早期に発見して適切な治療を行うことが必要です。

図1 内斜視 図2 外斜視

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ロービジョンケア

世界保健機関(WHO)では眼鏡などを装用した矯正視力が0.05以上、0.3未満の状態をロービジョンと定義しています。眼科的治療が終了しても視力がロービジョンに留まる方への支援をどうするかは眼科医にとって極めて重要な問題です。その方の現在の見え方の特徴を見極め、その個人の見え方に応じた補装具を選定する。いわば視覚のリハビリテーションを行うことがロービジョンへの取組みです。

表 我が国における視覚障害者数7)
  (単位:人)
ロービジョン 1,448,926
失明 187,919
合計 1,636,845

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小児眼科

小児の眼は大人の眼を小さくしただけでなく、視機能が発達途上という特徴があります。先天異常を伴う眼疾患、未熟児網膜症、網膜芽細胞腫といった小児特有の眼疾患を治療します。また、人口の約2%にみられるといわれる斜視や弱視は、小児期に治療することが必要なので、小児の診療に慣れた眼科医があたります。

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眼炎症

眼炎症の代表はアレルギー性結膜疾患とぶどう膜炎です。免疫研究の進歩とともに、免疫抑制点眼薬や生物学的製剤などの新薬が開発されました。その結果、多くの患者さんを失明から守ることができるようになりました。これからも新たな研究の展開が期待できる分野です。

図 ぶどう膜炎
(制作(協力):株式会社ホール・クリエイション)

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眼腫瘍

眼科の扱う領域には網膜芽細胞腫や眼瞼脂腺癌、結膜上皮内癌など、眼に特有の悪性腫瘍が発生します。また、眼球周囲の軟部組織は悪性リンパ腫や横紋筋肉腫の好発部位です。これら眼腫瘍の治療は、解剖の知識、副作用と視機能についての考察、眼科手術のスキルなど眼科医の総合力が試される領域となります。

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