ガイドライン・答申

2002/01/10

日本眼科学会指定のエキシマレーザー屈折矯正手術講習会要項

講習会の主催について

  1. 日本眼科学会は、事業としてエキシマレーザー屈折矯正手術講習会(以下「講習会」という。)を直接には行わず、日本眼科学会関連の下記の事項のいずれかを満たすものが企画した講習会を審査し、内容が適切であれば、これを指定講習会として認める。したがって、講習会は、企画した下記の学会が主催し、受講証を発行する(ただし、開催日時は本会議前または後とする)。日本眼科学会はその講習会を指定講習会として後援する。ただし、日本眼科学会から費用弁済はないものとする。
  2. 講習会の主催を明確にするために下記事項のいずれかを満たすものとする。
    ◆講習会を主催する学会
    (1)日本学術会議登録学会
    (2)会員300名以上(会員は日本眼科学会会員が7割以上を占める)を有し、将来日本学術会議の登録学会に申請予定の学会
    (3)その他 日本眼科学会理事長から委嘱を受けた学術集会。なお、指定講習会に対しては、日本眼科学会の指定番号を付ける。
  3. 受講者は、日本眼科学会専門医に限る。

講習会の期日
 半日を1単位として2単位以上の講義時間を設定するものとする。1単位は2時間とする。この受講時間には、実習に要する時間を含まないものとする。なお、3年毎に再受講することが望ましい。

講義内容
 講義はエキシマレーザー屈折矯正手術に必要な基礎的内容および臨床的問題を盛り込むこと。特に本手術に対するインフォームドコンセントや危機管理についても十分な解説を行うこと。

受講証
 講習終了後に受講証(別紙様式見本)を発行する。この際に、日本眼科学会が指定したエキシマレーザー講習会を受講した旨を記載した証書を当該専門学会が発行する。

別紙様式見本

注記
なお、厚生労働省承認済エキシマレーザー装置および厚生労働省承認の関連機器に関する実習については、医療機器会社が独自に開催し、その会社が受講証を発行するものとする。これについても、講習内容を日本眼科学会が審査し、その内容が適切であればこれを指定講習会として認める。

以上

平成13年10月10日

財団法人日本眼科学会