お知らせ

2023/09/11
会員の皆さまへ専門医制度

日本眼科学会専門医制度第78回講習会のご案内

■講習会日程 オンデマンド配信:10月23日(月)~11月22日(水)(予定)
テーマ1.『プライマリ・ケア・シリーズ73』
アイフレイル診療のススメ、プチビジョンケアから疾患まで
テーマ2.『最近の進歩シリーズ44』
網脈絡膜循環の基礎と臨床


■申込方法 オンラインによるお申込みとなります。詳細は、第77 回日本臨床眼科学会ホームページの「専門医制度講習会」のページをご覧ください。
https://www.congre.co.jp/77ringan/contents/specialist.html
■申込期間 9月11日(月)正午~10月18日(水)正午(予定)
※定員(1,000名)になり次第、申込み受付を終了させていただきます。


講習会プログラム


テーマ1.『プライマリ・ケア・シリーズ73』アイフレイル診療のススメ、プチビジョンケアから疾患まで

オーガナイザー 辻川 明孝(京都大)

演題:1)アイフレイルの総論・アイフレイル対策への眼科医の役割

平塚 義宗(順天大)

  1. アイフレイル誕生の背景
  2. アイフレイルとは
  3. アイフレイルの現在と眼科医の役割

演題:2)屈折・調節異常へのプチビジョンケア
              ーアイフレイル診療における眼鏡矯正を再考するー

長谷部 聡(川崎医大)

  1. 単焦点眼鏡による拡張焦点深度(eDOF)
  2. 低視力者に対する近視の低矯正眼鏡
  3. 高齢者における経線不等像視と空間位置覚の問題

演題: 3)眼不快感へのプチビジョンケア

白石  敦(愛媛大)

  1. 「診て」「聴いて」解決!眼不快感

演題: 4)アイフレイル診療に役立つ精神疾患の基礎知識
              ー身体症状症とうつ病を中心にー

気賀沢一輝(杏林大)

  1. 身体症状症とうつ病の診断基準
  2. アイフレイルとの関係性
  3. 症例提示
  4. 対処法

演題: 5)初期緑内障とアイフレイル

杉山 和久(金沢大)

  1. 病態と診断
  2. 管理方針と治療
  3. アイフレイルと早期発見

演題: 6)網脈絡膜疾患への対策

辻川 明孝(京都大)

  1. ドルーゼン診療のススメ
  2. AMD診療のススメ


テーマ2.『最近の進歩シリーズ44』網脈絡膜循環の基礎と臨床

オーガナイザー 栗原 俊英(慶應大)

演題:1)網脈絡膜血管構造の発生、解剖、生理機能

栗原 俊英(慶應大)

  1. 網脈絡膜血管構造の発生に関する基礎知識
  2. 網脈絡膜血管構造の解剖学的特徴
  3. 網脈絡膜血管の生理機能と病態との関わり

演題:2)LSFGを用いた網脈絡膜循環の評価と病態生理

加瀬  諭(北海道大)

  1. これまでの網脈絡膜循環評価法とLSFG
  2. 眼底の構造とLSFGの関連
  3. 眼疾患の病態生理とLSFG

演題:3)OCT-Aを用いた網脈絡膜微細構造の抽出と診療への応用

片岡 恵子(杏林大)

  1. 網脈絡膜の新生血管の描出に適したOCT-A
  2. OCT-Aを用いた滲出性黄斑疾患の診断
  3. OCT-Aの登場により認知されるようになった黄斑疾患

演題:4)Pachychoroid関連疾患の病態解明と治療戦略

松本 英孝(群馬大)

  1. Pachychoroidの特徴と病態
  2. Pachychoroid動物モデル
  3. Pachychoroid関連疾患の治療

演者間のディスカッション

※演題名等は今後変更の可能性があります