日本眼科学会:日本眼科学会にまつわる数字をみてみよう(122巻1号)
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日本眼科学会にまつわる数字をみてみよう

はじめに

 昨年、世間では「35億」という数字が流行語になりました。キャリアウーマンですね(分からない方は近くの若い人にお尋ねください)。その余波でしょうか、日本酒を飲んでいると精米歩合35%という数字に盛り上がったり、「フラット35」という金融商品に反応したり、直木賞の由来が作家の直木三十五であることに思いを馳せたりしていました。ちなみに一日の気温が35℃に達すると猛暑日になり、35歳以上での出産が高齢出産と定義されます。

 さて、今回の『理事会から』では、会員の皆様に日本眼科学会(日眼)に興味を持っていただくために、日眼と日本の眼科にまつわる数字を集めてみました。

1万5千人

 昨年、日眼の会員数が初めて1万5千人を超えました。1万5千人というと、去年のAKB48総選挙では80位の松岡はな(15,396票)に負けてしまいますが、第2回の総選挙なら選抜メンバー12人に入り、「ヘビーローテーション」を歌うことができます。ちなみに第1回の総選挙ならば、前田敦子を抑えて堂々のセンター獲得です。

 さて、国民に良質な眼科医療を届けるためには、十分な数の眼科医が必要です。特に、地方の眼科医療の維持に大学医局は大きな役割を果たしてきたことから、地方大学における人材確保はきわめて重要な問題です。眼科医の総数が1万5千人を超えたとはいえ、その伸び方は鈍化しており(図1)、新しく眼科医となる数も以前より激減しています(図2)。厚生労働省が発表した統計によると、1994年を1.0としたときの2014年の総医師数は1.34、眼科医師数は1.24となっており、眼科医の増加率は、総医師数の増加率を明らかに下回っています。

 眼科医療・研究の質的および量的レベルを保ち、眼科界全体の発展を支えていくためにも、眼科サマーキャンプなどを通じて医学生や研修医に眼科の魅力を伝える努力を続け、また地域偏在の問題にも取り組んでいきたいと思います。

図1 日本眼科学会会員数の推移

図2 日本眼科学会への新入会員数の推移

8千人と9千人

 昨年の日本眼科学会総会(日眼総会)の参加者は約8千人、日本臨床眼科学会(臨眼)の参加者は約9千人と、過去に例をみないほどの多くの方々に参加していただきました。特に日眼総会への登録者の伸び率は目を見張るほどで、かつては2千人程度の参加者であったのが信じられないほどの急増です(図3)。臨眼も確実に参加者を増やしており(図4)、開催できる会場・都市が限られてしまうほどの大盛況となっています。

 一体どうしたのでしょう。眼科の先生方が急に真面目になったのでしょうか…いや、眼科の先生方は元々勉強熱心で、他科に例をみないほど専門書がたくさん売れ、講演会にも多くの先生方が真面目に参加されることは、以前から知られています。特に心を入れ替えたというようなことはないでしょう。

 ではどうしてか。これはやはり、学会プログラムの充実というのが大きな要因ではないでしょうか。その背景に、総集会プログラム委員会の活動があったことは間違えないと思います。

図3 日本眼科学会総会登録者数の推移

図4 日本臨床眼科学会登録者数の推移

43人

 日眼の総集会プログラム委員会は43人のメンバーからなり(あと5人ですね、惜しい…3人増で坂道**でもいいかも)、日眼総会と臨眼の学術プログラム部分の編成を行っています。任期3年ですので、計6回の学会に関与します。

 この委員会が設立されたのが2003年。準備期間を経て、2007年の日眼総会と臨眼から学会の学術内容編成に全面的に関わるようになりました。プログラム委員会が学会に関与してから10年が経ちましたが、経験を重ねるにつれ熟達度も上がり、学術プログラムの質が向上し、バランスが良くなっていると感じられます。日眼総会と臨眼の連携を図り、また日眼総会に臨床的かつ教育的要素を取り入れて門戸を拡げたことが、上記の参加者数増加に結びついたものと思われます。

 また、学術部分はプログラム委員会が担当し、会の運営は主管校が担当するというように、仕事を分担することによって、非常にスムースかつ効率的な総集会が行われています。

 プログラム委員会は本来、学術部分のみを担当するのですが、年に数回、定期的に会合を開き、その場で学術面だけでなく運営面の情報も交換・引き継いでいますので、学会運営そのものも回を追うごとに質が向上してきているのではないかと思います。例えばサブスペシャリティサンデーの創設、専門別研究会の整理・統合、ランチョンセミナーの整理券発行や、インストラクションコースの事前登録制など、プログラム委員会があったからこそ導入された制度は数多くあります。

1万件

 厚生労働大臣が定める先進医療は現在104種類ありますが、そのうち年間の施行件数が1万件を超えるのは「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」と「前眼部三次元画像解析」の2つだけです(2017年のデータは未入手ですが多分間違えないと思われます)。

 他の先進医療技術は数件から数十件といったものがほとんどですので、眼科の2つの施行数が圧倒的に突出した状況となり、道頓堀にあるグリコの看板のように目立っています。

 この状態でいつまでも先進医療の枠組みに入れておくわけにはいかず、どこかで落とし前をつける必要があります。そこで、2年ごとに行われる見直しにおいて、この2つの技術をどうするか、毎回活発な議論が交わされています。

 日眼としては、前眼部三次元画像解析は今回の診療報酬改定において保険収載されることを、多焦点眼内レンズについては先進医療での評価をあと2年継続し、その時点で適切な出口を見つけることを目指し、厚生労働省の意向を「忖度?」しながらも、関係各所・各位と連携して交渉を行っています。

おわりに

 日眼の常務理事は7人です。神セブンというわけではありませんが、7というのは縁起の良い数のようです。ラッキーセブンしかり、七つの海、七福神、七不思議、七草、七味唐辛子、七人の侍、女性セブン、nanaco、菜々緒、水樹奈々など。

 常務理事は皆さんお忙しい方ばかりで、日常の臨床・研究・教育などの業務の間を縫って日眼の仕事をされるのはかなりのご負担と思います。目算どおりに事が運ばないことも多々ありますが、そこは「七転び八起き」の精神で頑張っていきたいと思います。

 今年もよろしくお願いいたします。

公益財団法人 日本眼科学会
理事長 大鹿 哲郎


:43+5=48
**:乃木坂とか欅坂とかです。

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