日本眼科学会:監事に選出されて(122巻7号)
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監事に選出されて

 日眼の監事に選出され、昨年4月よりその任につかせていただいています。日眼における監事というのはどのような仕事をするのか(しなければいけないのか)については、第120巻4号の「理事会から」に、前監事のお一人である新家 眞先生が詳しく述べていらっしゃいます。非常に分かりやすく明瞭に書かれており、私も大変参考にさせていただいております。基本的には、理事の業務執行を監査し公益財団法人としての日眼が適正かつ公正に運営されているかということを、まあ、監督する立場であると理解しています。よくご存知とも思いますが、我が国においては江戸時代(さらに昔から)には、“目付(めつけ)”という職責があり、なんとなく今の監事の仕事に似ていなくもありません。ただ、江戸幕府における目付の力は、ウイキペディアの記載によれば、“老中が政策を実行する際も、目付の同意が無ければ実行不可能であり、将軍や老中に不同意の理由を述べる事ができた。その権能は幕末の思想家栗本鋤雲が著書『出鱈目草紙』の中で「その人を得ると得ざるとは一世の盛衰に関する」と評すほどのものだった”、とのこと。いやはや、監事というのはへた(?)をすれば大変な権力がある役目のようです。“一世の盛衰に関する”とあるように、監事の出来、不出来によっては当然弊害も出てくる可能性があります。塩野七生著の「ギリシャ人の物語」において、ギリシャの都市国家の一つであったスパルタの政治形態が述べられています。スパルタでは、王の行動を監視する役割として5人のエフェロス(単数形では、エフォロイ)が毎年選挙で選ばれ、時に王の行動を弾劾し、死にも追いやったといわれています。軍隊の直接的な指揮(これは王の仕事ですが、それでもいちいち口を出したらしい)以外のほぼすべての政治活動に関与し、実質的には内閣といえないこともないようですが、日本語では、“監督官庁”と訳されることが多いらしいです。となると、これは5人の“監事”による国政への強い関与ということになります。どのような人物がいわゆる“目付”に選出されるかによって、それこそ、“一世の盛衰”に影響するわけです。

 さて、このようにある意味大変な立場の監事ではありますが、では、この1年間の日眼理事の皆様の活動を大変僭越ではありますが、監事としての目でみてみたいと思います。というか、感想を述べさせていただきます。まず、一言でいえば、本当によくやっていただき、まことにもってご苦労様という他はないということです。個々の事業内容でいえば、まず特筆されるべきは、【公3】眼科専門医の認定、育成、生涯教育及び研修施設の認定事業です。本年度より新専門医制度が走り出していますが、ここに至るまでに実に様々な紆余曲折があり、理事会におかれましては、坂本専門医制度理事ならびに山下特任理事がまことに獅子粉塵の働きをされたことを、私も身をもって目の当りにしています。特に新専攻医の都市部偏在対策におきましては、ある意味痛みを伴う決断をされなくてはいけなかったことに対し、真摯に謝罪の言葉も述べられ、かつ強い指導力でこれを乗り切っていかれました。今後まだ予断を許さない状況ですが、今の理事会ならば大丈夫との安心感もあります。また、【公1】学術集会に関する事業に関しても、日眼総会、日本臨床眼科学会において年々参加者が増加しており、学会運営に関し、それを指導されてきた理事会の大きな成果であると思います。さらに、【公2】学術書の刊行に関する事業では、JJOのimpact factorも順調に推移し、用語集(第6版)も昨年刊行されました。日眼会誌の本年1号からは、表紙に写真が印刷され、よりアトラクティブになっています。新しい変革の動きが予感され期待感があります。このように、少なくとも過去1年間の日眼理事会における事業運営はめざましい成果を挙げており、かつ適正、公正に運営されています。これに伴う会計ももちろん適正で正確であり、寺崎会計理事の報告ならびに公認会計士の方々の補足説明といくつかの質疑応答、書類の確認を通じて、江口、中澤両監事および私を含め3名の監事は、日眼の事業は適正、公正に運営され、会計も正確かつ適正であることを確認し、大鹿理事長に報告したところであります。理事の皆様、事務局の皆様、本当にご苦労様です。

公益財団法人 日本眼科学会
監事 富田 剛司

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