
■実用化間近い人工視覚
網膜の視細胞が障害を受けると見えなくなりますが、その奥にある網膜神経節細胞が残っている場合、人工網膜で視覚が回復する可能性があります。われわれのグループは、数年後の完成を目指して人工網膜を開発中です。現在はまだ動物実験の段階ですが、ある程度の分解能が得られることが確かめられています。市民公開講座において、現在の状況と今後の見通しについて分かりやすくお話する予定です。お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
会期:2004年2月1日(日曜日)14時〜16時
会場:
東京国際フォーラム ホールB7
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
Tel:03-5221-9000
参加:無料(定員600名)当日、13時30分から受付を開始いたします。
プログラム
司会:田野保雄(大阪大学医学部眼科教授)
- 網膜と人工視覚
三宅 養三(名古屋大学医学部眼科教授)
- 工学サイドから見た人工網膜の展望
八木 透((株)ニデック 人工視覚研究所所長)
- 医学サイドから見た人工網膜の展望
不二門 尚(大阪大学医学部眼科教授)
主催:厚生労働科学研究“網膜刺激型電極による人工視覚システムの開発”研究斑
共催:
(財)長寿科学振興財団
日本学術会議感覚器医学研究連絡委員会
後援:日本網膜色素変性症協会
お問合せ先:
日本眼科手術学会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷7-2-4 浅井ビル501
Tel:03-3811-0309 Fax:03-3811-0676
E-mail:gakkai@gold.livedoor.com
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