戦略企画会議

2022/04/08

戦略企画会議第四委員会「政策提言活動と啓発活動」の活動報告

 令和3年より戦略企画会議第四委員会の委員長を拝命した日本眼科学会常務理事の杉山和久と申します。第四委員会の使命は、政策提言活動や啓発活動を通して、国民、行政および医療界における、眼科医療および眼科学のプレゼンスを向上させ、それをもって視覚に関する健康・医療・福祉に貢献することです。長期的な目標として、①国の健康医療戦略へ感覚器(視覚)に関する政策を盛り込み、感覚器疾患対策基本法の成立、感覚器(視覚)大型研究事業の立案、診療報酬の改善等につなげること。②迅速かつ適切な広報活動のための組織体制を整備し、メディアの有効活用により、視覚情報とこれを与る眼科学の重要性を国民に対して啓発すること。③行政から適正な評価を得て、診療報酬の改善を図ること。④優秀な医学生や研修医を積極的に確保し、眼科医の増加を図ること、を挙げています。
 戦略企画会議第四委員会で提案し決定した内容は主に、日本眼科学会と日本眼科医会、眼科関連団体から構成される日本眼科啓発会議(以下、啓発会議)で立案・実行しております。啓発会議は3つの分科会、すなわち第一分科会:広報事業、第二分科会:政策提言事業、第三分科会:学生・研修医啓発事業を設置しており、第四委員会メンバーは各分科会の委員としても事業活動に参加しています。
 本稿では、コロナ禍の下、Webを活用して進めてきた最近の活動について報告したいと思います。

日本眼科学会戦略企画会議第四委員会「政策提言活動と啓発活動」
委員長 杉山 和久