眼科を受診する患者さんに対して、診断→検査→外科的治療・内科的治療→社会生活サポート、という具合に、最初から最後まで担当できます。
Subspecialityがきわめて豊富で、どの分野も奥が深く、興味は尽きず、知識技術向上を実感ができます。長年かけて取り組む対象は必ず見つかります。
治療は外科、内科両方の領域を持っています。そして患者さんは未熟児からお年寄りまですべてが対象です。
眼科とは、そんな、とてもやりがいのある診療科です。

眼科のSubspeciality

眼科は眼球という小さな臓器を扱うので、狭い領域と思われるかもしれません。
しかし、眼科とは想像以上に広い領域をカバーする科です。それぞれの分野ごとに学会があり、分厚い教科書があり、毎月発行される雑誌があります。また、神経眼科、眼形成、小児眼科など、他科領域との関連分野も数多くあります。豊富な専門領域があるので、自分の興味や適性に合わせたスペシャリストになることができます。

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外科学と内科学

眼球は小さな組織ですが、たくさんの病気があります。そして、その治療法には外科的要素と内科的要素が含まれます。外科的治療には、白内障、網膜剥離、眼形成を代表とする顕微鏡手術、目の奥に薬物を直接作用させるための硝子体内注射、隅角や眼底へのレーザー治療が、内科的治療には、数多くの点滴、皮下注射、内服、点眼治療があります。そしてこれらの診断、治療適応の判断、効果の評価のほとんどすべてを自分たちで行います。

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未熟児からお年寄りまで

眼科は未熟児網膜症から白内障のお年寄りまで幅広い患者さんが対象です。周産期異常、染色体異常、代謝疾患、糖尿病、神経、循環器、血液、内分泌、皮膚などの疾患や、他科薬剤による眼副作用、悪性腫瘍とも関わるので、全身疾患の知識も必要です。スマートフォンなどのdisplayに関わる疾患、視覚障碍者の生活サポート、AIの社会実装など、全年代にまたがった社会の大きなニーズがあります。分業化した現代医療の中で、診断から手術を含めた治療そして生活支援まで、患者さんの生涯と向き合うことができる診療科です。

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日本眼科学会の紹介

日本眼科学会は120余年の歴史があり、臨床医学系学会では最も歴史のある学会です。眼科専門医制度を昭和57年に立ち上げるなど、常に時代をリードしています。

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