眼科専門医とは、眼科に関する知識と技術が規定の水準に達したことを日本眼科学会が認定した医師です。受験するためには、5年間の臨床経験と医学論文が最低1篇、学会発表の経験がある、などの条件をクリアする必要があります(「日本眼科学会専門医制度規則施行細則」)。受験の準備段階で「論文がない!」ことに気付いて慌てるケースもあります(そうならないように注意しましょう)。眼科専門医取得後も5年ごとに審査があり、臨床での診療を継続して続けていること、学会や地域の学術集会などへ参加し最新の情報を得るために勉強を続けていることなどがきちんと証明されなければ更新されません。すなわち、眼科専門医とは「十分な知識と経験を持ち、患者さんに標準的な医療を提供できるとともに、先端的な医療の情報も提供できる医師」なのです。みなさんもぜひ眼科専門医をめざしましょう!
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