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日本眼科学会会員 各位
公益財団法人日本眼科学会
ミルベツキシマブ ソラブタンシン(遺伝子組換え)(エラヒア®点滴静注100 mg)(製造販売元:武田薬品工業株式会社)(以下、本剤と記載)は、「葉酸受容体α陽性の白金系抗悪性腫瘍剤抵抗性の再発卵巣癌」を効能または効果として2026年9月16日に製造販売が承認されました。
本剤は、従来の婦人科腫瘍の標準治療とは異なり、霧視、角膜障害、ドライアイ、羞明、視力低下などの眼障害が現れることがあります。臨床試験で認められた眼障害の多くは可逆的であったものの、一部において視力低下等の症状の回復が認められなかった症例も報告されております。そのため、本剤の添付文書(下記参照)において、投与開始前の眼科医による診察の実施および定期的な眼科医との連携の下で使用する旨の注意喚起がなされています。
本剤の使用医師から日本眼科学会の会員の皆様に診察の依頼がありましたら、本剤の適正使用に関するご協力をお願いいたします。なお、ご協力いただく先生方への本剤の適正使用情報の提供(https://www.takedamed.com/medicine/elahere)のため、製造販売元の武田薬品工業株式会社の担当者が先生方の施設を訪問する場合があるとのことです。日本眼科学会の会員の皆様には重ねてご協力をお願い申し上げます。
【適正使用推進のための医療従事者向け資材】
眼障害マネジメントガイド
眼科コンサルテーションシート
エラヒア®点滴静注100 mgの添付文書より一部抜粋
1. 警告
1.2 視力低下を伴う角膜障害を含む眼障害があらわれ、失明に至る可能性があることから、眼科医との連携のもとで使用し、本剤の投与開始前に眼科医による診察を実施すること。また、投与中は定期的に眼の異常の有無の確認(視力検査、細隙灯顕微鏡検査を含む眼科検査)を行い、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うとともに、眼科医による評価を行うこと。
8. 重要な基本的注意
8.1 角膜障害を含む眼障害があらわれることがあるので、以下の事項に注意すること。
8.1.1 本剤の投与開始前に眼科医による診察を実施すること。投与中は定期的に眼の異常の有無の確認(視力検査、細隙灯顕微鏡検査を含む眼科検査)を行い、患者の状態を十分に観察すること。また、眼の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指導し、眼科医による評価を行うこと。
8.1.2 本剤投与中はコンタクトレンズの装着を避けるよう患者に指導すること。
8.3 視力低下につながる霧視等の眼障害があらわれることがあるので、自動車の運転や機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に指導すること。
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