平成26年4月1日
日本眼科学会会員のみなさまへ
謹啓、先生方には常日頃、日本眼科学会の運営に温かいご支援をいただき感謝いたしております。さて、ご存知のようにかねて先進医療枠にありました羊膜移植術が来る4月より保険医療として承認されました。ただし、実施にあたっては、日本組織移植学会のガイドラインのもとでの厳正な運用が求められています。以下に概要をお示ししますが、詳細については日本角膜学会のホームページ(http://www.cornea.gr.jp/)にアクセスの上、該当事項についてのお手続きをお願いいたします。
1)羊膜取扱い施設について
羊膜を取り扱うことのできる(プロセスできる)施設は、日本組織移植学会のガイドラインに基づいて定められた基準をクリアする必要があります。羊膜取扱いガイドラインの遵守が大前提ですが、基準に合致する施設におかれましてはホームページ内の関連資料をご精読いただいた上で、日本角膜学会までご申請いただきますようよろしくお願い申し上げます。
2)羊膜移植実施施設について
保険診療への導入に伴い、羊膜移植を実施できる施設が限定されます。同じくホームページ内の要項をご精読の上、該当する施設におかれましては所管の行政組織へ申請いただきますようお願い申し上げます。
3)羊膜移植術者講習会について
羊膜移植術を実施する医師にも一定の条件が要求されています。同じくホームページ内の要項をご一読の上、羊膜移植術の実施を予定されている先生におかれましては日本眼科学会が指定する講習会にご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
謹白
日本眼科学会
日本角膜学会
日本角膜移植学会
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