2012年10月31日開催の厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、免疫抑制薬シクロスポリン(商品名ネオーラル)がベーチェット病以外の非感染性ぶどう膜炎(既存薬で効果不十分で、視力低下のおそれのある活動性の中間部又は後部の非感染性ぶどう膜炎)に対する効能追加に関する公知申請の事前評価が行われ、公知申請をしても差し支えないとされました。
これによりシクロスポリンが保険により、従来のベーチェット病以外にも、サルコイドーシス、原田病などの非感染性ぶどう膜炎に使用できることになりました。使用に際しては用量・用法を守り、シクロスポリンの血中濃度(1か月に1回)を測定しながら副作用に十分に注意してください。その詳細は下記を参照してください。