現在、新生血管型加齢黄斑変性に対する光線力学的療法(PDT)に使用されている「ビスダインⓇ 静注用 15 ㎎」は、製造所移管に伴う承認手続きの遅れのため、当面の間、製品の出荷数が制限されることになりました。
現時点では通常供給の再開時期は不明とのことで、遅くとも年内にはメーカー側から更新情報が提供される予定です。
PDTに用いられるビスダインⓇには代替品がありません。ただし、新生血管型加齢黄斑変性に対しては、各種抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬で治療が行われることが多くなっており、PDTと同等の効果を持つとされる製剤もあります。当面の間は、PDTが本当に必要とされる患者様に限定して治療を行っていただけますよう、ご対応をお願いいたします。