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後発白内障

後発白内障とは

後発白内障は、白内障手術のあとに、数か月から数年後に水晶体を包んでいた袋(後嚢)の後ろ側が再び濁ってくる病態です。手術で入れた眼内レンズ自体が濁るわけではありません。袋が白く曇ることで、視界がかすんだり、視力が低下します。


後発白内障


白内障手術を受けた方のうち、発症する割合は人によってさまざまで、手術後の期間、使われた眼内レンズの種類、目の状態などにより変わります。

 

症状と治療

後発白内障が軽い段階では症状が出ないこともあり、その場合は特別な治療は必要ありません。見え方が悪くなり、日常生活に不便を感じるようになったときが治療のタイミングです。
治療は「YAGレーザー」というレーザー光を使って、濁った袋に穴を開けて取り除く方法が一般的です。入院の必要はなく、外来で数分〜10分ほどで終わります。痛みはほとんどなく、そのまま普段の生活に戻ることができます。
レーザーで処理するのは、眼内レンズを支えている部分ではなく、濁った部分のみですので、通常この治療によって眼内レンズが外れたり位置が大きく変わることはありません。
レーザー治療を行うことで、曇りがなくなり、再び見え方が改善することが期待できます。
白内障手術後に見にくさを感じるようになったら、ぜひ眼科で相談してください。


監修:日本白内障学会 (参考:http://www.jscr.net